トコロ変われば ~パティオは暑さ対策~ ◆スペイン・アンダルシア地方

[07/07/20]


 

パティオはスペイン語で「中庭」のこと。建物の中央につくられるスペイン独特の庭の形式ですが、8世紀にわたりイスラムの支配を受けたために残っているイスラム建築の特徴でもあります。

イスラムの女性が、他人に見られず外に出られるよう中庭を作ったともいわれますが、アンダルシア地方の夏は50℃を越える日もあるほどの暑さ。そこで道をわざと狭くつくり、建物どうしを近くして より多くの日陰をつくっています。おそらく庭も建物に挟まれて 日陰のできる中庭が理想的だったのでしょう。

パティオには、ふつう池や噴水があり、たくさんの木や花を植えて家を涼しくする工夫をしています。しかも地上だけでなく壁一面、かなり高いところまで鉢植えを設置しているのがスペイン流。

普段は見ることのできないパティオですが、毎年5月にコルドバで開催される「パティオ祭り」では各家の庭が開放され、美しさを競います。ユネスコの無形文化遺産にも指定されているこの祭りには、世界中から多くの観光客が訪れるそうです。

 

 

 

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